とりあえずAdobeRGB100%という数字を信頼して買ったUP2516D。 仮にも5万程度するモニターなので実用上の不満は無かったし、25インチWQHDという解像度・ドットピッチが僕の使い方にジャストフィットしててとても気に入っている。 しかし、Lrで写真弄ったりするときに隣に置いてあるLCD2690WUXiとの色の違いに困ることが多々あった。 今回モニタキャリブレータとして名高いdatacolor Spyder 4 Pro(以下、蜘蛛4Pro)を使える機会に巡り会えたのでキャリブレーションしてみた。 蜘蛛4Proには環境光測定機能があり、モニターを使う環境にあわせてモニターの色を設定できるらしい。 本来色管理のシビアな作業をするには部屋を暗くするのが定石だが、僕は一介のオタクなのでそこまで追い込むことはせず、シーリングライトを普段生活してる明るさに、デスクライトはOFFの状態でキャリブレートした。 すると大概「部屋明るすぎるんだよ頭沸いてんのか」みたいな表示が環境光測定パートで出てくるが、気にせずに勧める。 キャリブレート対象となるモニターの最大輝度は200cd/m^2らしく、ある程度部屋が明るいとターゲット輝度は200cd/m^2となる。 ここで困った事態が。 買ったばっかり&LEDバックライトのUP2516Dは65%設定で200cd/m^2をクリアできるのに対して、CCFLバックライトな上に相当経年劣化されている2690WUXiに関しては100%にしても160cd/m^2程度までにしか上がらない……。 悲しみが深い pic.twitter.com/dMj3XRRckL — ベ (@Keznx) 2016年6月22日 まあこれ以上明るくならないのはどう足掻いても無理なのでそのままキャリブレートを進めた。 バックライトがヘタってんだよしょうがないだろ!!!!!!! pic.twitter.com/Hocmu1p2Ro — ベ (@Keznx) 2016年6月22日 新しいモニタを買えということなのであろう。 どっちのモニタがハードウェアキャリブレートに対応してるだとかその辺のこと全く調べてないからよく分からないんだけど、UP2516Dはモニタ自体の設定のRGBスライダを弄って色を合わせる工程があった