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工場夜景 in 川崎

縁があって初めての工場夜景撮影を川崎でしてきた。
オタクだからなのか男の子だからなのか撮影ポイントで車から降りた瞬間に謎の高まりを覚えた。

装備としては
  • D700
  • AF-S 24-85VR
  • Nokton 58/1.4
  • Ai-S 105/2.5
  • Pro700+Husky 3DHead
といった感じ。
望遠を持ってくのは迷ったんだけど、その日の大学の都合であまり荷物を増やしたくなかったのと、事前に少し下調べして望遠そんなに要らないな~とか勝手に解釈してたので持ってかなかった。
まあ結果としてはA005だけでも持ってくべきだったし、次行くなら絶対に150-600Sを持って行く。

700_5156

まず最初のポイント(地図上でどこだとかは知らない)。
とりあえずゲバを立てて広く。
何も考えずに絞ってISO200で15秒ぐらい開けるだけでそれっぽくなってくれるから撮影自体は結構楽だと感じた。
AWBだと結構黄色い感じになるので、Lrで色温度を下げると、いわゆる工場夜景らしい青白さが出てくる。



700_5165

同じ場所から105/2.5で抜く。
このあたりから150-600S持ってくるべきだったと後悔が始まる。

同じような構図で24ー85のテレ端で撮った奴もあったんだけど、なんか違う。
何が違うって点光源の光条。

24ー85はAF-S廉価レンズのご多分に漏れず7枚円形絞り。
105/2.5はこちらもAi-S玉のご多分に漏れず7枚角絞り。
基本的にF8あたりで撮ったと思うけど、光条が綺麗に出てるか否かで画面のしまりが全然違う。

個人的には偶数絞りのすっきりとした光条が好きなんだけど、円形絞りの微妙に滲んだようなクソ光条に比べれば14本しっかり出てるだけ数億倍マシに感じる。


700_5172

Pro700でローアンできることを思い出し、岸壁に止まってたお船を撮った。
低照度下で長時間露光すると何撮っても画になるのは気のせいだろうか。


700_5175

2枚目の奥に写ってるお船の更に奥から1枚目の工場群を。
明瞭度上げて船の外板の質感出す奴をオタクは安易に使いがち。
改めて円形絞りのクソみたいな光条に殺意がわいてくる一枚。


700_5191

別のポイントへ。
本当はこの写真の向いてる方と正反対が有名なポイントなんだけどまあ。
とくに言うことはない。


700_5198

1~3枚目のポイントと比べるとこっちのポイントの方が超望遠必要感は高かった。
これは105/2.5で頑張った奴だけどやっぱり光条が綺麗。
もう少し強い光源が入っててくれるといいかなあって感じ。


700_5212

2カ所目のスポットではゲバ立てて普通に撮るのに飽きてからは超高感度手持ちスナップみたいな事をしてた。
撮ってる間は楽しかったけど、まあLrで見たら見れたもんじゃないってのばっかで、辛うじてコレだけは白黒に逃げてなんとかなったかなって奴。

普段D700使ってて、カメラの古さを感じる場面はそんなに無いし、それだけD700が完成されたカメラって事なんだろうけど、超高感度と暗所AFだけはやっぱり時代を感じる。

拡張感度であるところのISO12800でこれ。
強い光源のあるラインにCCDのスミア的なアレが出てるけどこれってセンサーの仕様なのか壊れかけてんのかどっちなんだろう(無知)


というわけで、最後は謎スナップになったけどまあこんな感じ(別に撮影順ってわけじゃないしね)。
6月頭ですら結構蚊を感じたので、これからの季節は真面目に蚊対策をした方がよさそう。

近いうちに150-600Sを携えてリベンジしたいところ。


ではっ

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