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「LR/Mogrify 2」+「LensTagger」でLightroomから撮影情報の透かし入り写真を書き出す

Lightroomには書き出し時に透かしを入れる機能がある。
この機能はいわゆる著作権情報や「SAMPLE」みたいなのを入れるためのもので、
入れる文字列は固定になってしまう。

Twitterとかに写真上げるとき、撮影情報の透かし入れれるとかっこいいよなあとは昔から思ってて、
Lrでスッと出来ればいいのにってずっと思ってた。
有料の拡張入れれば出来るのは前から聞いてたし、つまりは拡張入れないと出来ないわけで、
めんどくせっつってずっと忘れてた。

先日急にその事を思い出し、調べてみると透かしに動的なデータを流し込む拡張は
LR/Mogrify 2」というらしい。
最低3.5EURの寄付でフル機能が使えるタイプのカンパウェア。
インストールは若干メンドくさいが、
http://rihla.hatenablog.com/entry/2017/11/01/230616
http://www.twinklestars.net/entry/2015/06/29/173456
あたりを参考にさせていただいた。

で、僕はニコンのカメラを使ってるわけだが、
ニコン機で撮った写真のEXIFに残るレンズ名は非常に儚い。
純正レンズだろうが非純正レンズだろうが「○○mm f/××」という簡素にも程がある情報しか残らないのである。
150-600Sの場合がこれ。

このままだと、LR/Mogrify 2を使ってもこの貧相なレンズ名が透かしとして入るだけで、機材ドヤリング用としてはほとんど意味を成さない。

というわけで、EXIFを改竄する必要がある。
それに使うのが「LensTagger」だ。
これはフリーで、LR/Mogrify 2と同じく、Lrの拡張機能にあたる。
随分前になぜか導入だけしてずっと使ってなかった。
http://pentax-memo.brassworks.jp/memo/lightroom-lens-edit/
導入&使用法はこのあたりを参考にした。(と思う)

これは本来、非CPUレンズ(レンズ名が「0mm f/0」になる)の写真や、スキャンしたフィルム画像にレンズ情報を入れる為の拡張だが、
焦点距離や開放F値とは別にレンズ名自体も変更できるのでその機能を使う。

両方とも導入がメンドくさいし、
XMP書き出し→EXIF改竄→XMP読み込み→書き出しという手間が増えるので、
お世辞にも便利ではない。
けど、とりあえず自己満に浸れるような気がしてるので飽きるまでは使うような気がする。

最後に自分の設定とその出力を貼っておく。
まずLensTaggerから。
先程の状態のEXIFにこの設定で改竄をかけると、
こうなる。

そして、LR/Mogrify 2の設定。
プレビュー機能があるわけでもないので、いちいち書き出して確認して調整して~というアレが必要になるが、ひとまずこのような感じになった。

そしてこの設定で書き出すと、
150-600Sの例

24-70VRの例

このようになる。
LR/Mogrify 2ではなぜか選べるフォントにかなり制限があり(TTF縛り?)、使いたいフォントが全然選べなかったのが残念だった。
使ってるのはRoboto Condensed Bold Italicだが、割といい感じだと思う。

ちなみにMacだとLR/Mogrify 2の導入は1手間減るらしいし、カメラがキヤノンだったり、ニコンだとしてもレンズが最近のタムロンとかZF.2のツァイスだとLensTaggerのお世話になる必要もない。
果たしていつになったらニコンのカメラはレンズのフルネームがEXIFに残るようになるんだろうか。
目下の要望の一つである。

では。

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