Adobe Photoshop Lightroomに世話になってかれこれ4年ぐらいだろうか。
今まで何の疑問もなく、Lrに写真を放り込み、Lrで現像して、Lrから書き出すというフローで写真を扱ってきた。
しかし、この頃Adobe Bridgeというソフトウェアの便利さに気付いてしまった。
というのも、バイトで世話になったプロカメラマンがずっとBrで管理をしており、その人に触発されたというのが大きいのだが……。
まだ完全移行したわけじゃないし、そもそもLr→Brに移行すると決めたわけでもないが、いい機会なので両者について、そして僕の現像フローの現状・問題点を簡単にまとめてみようと思う。
特には参考にならないと思います。
つまり、写真の諸設定は全部Lrのカタログ上に存在している。
しかし、例えばモータースポーツの撮影みたいにウン千枚と撮って帰ってきて結局採用されるのは十数枚みたいな撮影の時、Lrで作業しようと思うとインポート→プレビュー生成に数時間を掛けることとなり、非常にだるい。
プレビュー作らなきゃいいじゃないかという声が聞こえてきそうだが、等倍プレビューを生成していないLrではピント・ブレのチェックで拡大する度に等倍プレビュー生成が入り、非常にテンポが悪いのである。
そしてLrのプレビュー生成は品質重視なのか基本的に遅い。
ということもあって、撮ってきた写真をLrにインポートせずにとりあえずHDDの仮フォルダにコピーだけした、みたいな状態の写真が数千枚溜まっているのが現状である。
そのよろしくない状態にBrを知ってしまった僕はどうなったか。
「仮フォルダを直接Brで参照してしまった」のである。
その結果、「撮ってきたものを仮フォルダにコピー→Brで適当にチェックして気に入ったのをCameraRAWで弄って→書き出し」という、本来LrでやっていたことをBrでやるようになってしまった。
先述の通り、1枚選んで弄って書き出すだけならBrのほうがサクッとできるわけで、いよいよLrの存在価値が危うくなってきたのでは、という危機感のもとにこの記事を書きはじめたわけである。
この点は一応LrでXMPを自動で書き出す設定にする+古い写真も全て設定をXMPに書き出すことである程度は解消する。
いっそBrに完全移行してしまえばいいような気もしてくる(Lrからカタログ上の設定をすべてXMPに書き出すオプションがあるので、それを使えば設定を失わずに移行自体はできる)が、Lrでときたまテザー撮影とかやるし、500枚撮って400枚採用みたいな撮影の時はLrのほうが楽だったりするので、そういうわけにもいかない。
いやまあ、大人しく写真貯めないようにしてLr使っとくのがいいんだろうけど、めんどくさいからね。
Lr重いし。
そもそもHDDの中にボツ写真が大量に眠ってるところから解消しないと行けない気がしてきたし、デジカメ5年目にして最大の悩みにぶち当たってる気がする。
もうC1Pに逃げるか???
では。
今まで何の疑問もなく、Lrに写真を放り込み、Lrで現像して、Lrから書き出すというフローで写真を扱ってきた。
しかし、この頃Adobe Bridgeというソフトウェアの便利さに気付いてしまった。
というのも、バイトで世話になったプロカメラマンがずっとBrで管理をしており、その人に触発されたというのが大きいのだが……。
まだ完全移行したわけじゃないし、そもそもLr→Brに移行すると決めたわけでもないが、いい機会なので両者について、そして僕の現像フローの現状・問題点を簡単にまとめてみようと思う。
特には参考にならないと思います。
Lightroom
言わずと知れたカタログ管理型のRAWデータ現像ソフトである。インポートした写真に関するあらゆる情報(含・プレビューデータ)を全て.lrcatファイルに書き込み、一元管理するスタイル。
元々とても“重い”ソフトで、どれだけPCのリソースがあっても足りないといった印象があるが、最近のアップデートでは、動作自体の軽量化と引き換えにRAMの消費量が激増した。
組んだとき池沼過ぎてRAMが16GBしかない(RAM高騰のせいで増設しようにも相場は組んだときの倍以上である)僕のPCでは、いくら6700KだCUDAといってもLrが仕事してる間は他ごとができなくなる(Lrだけで10GB以上RAMを食うので)。
しかし、インポート(EXIFの撮影日ごとにサブフォルダ作ってコピー)→管理(フラグ・キーワード・レーティング)→現像(編集・書き出し)というフローがソフト内で完結しており、また、プリセット、現像設定のコピペなど、大量の写真を一括して捌くことに考慮した設計が随所に見られる。
つまり、1度プレビューさえ生成してしまえば、大量の写真をかなり効率よく捌くことができる。
UIはカスタムの自由度こそ低いが、使いにくいわけではなく、見た目も洗練されている。
Bridge
Lightroomが写真(RAWデータ)の管理・編集に特化しているのに対して、BridgeはもともとAdobe Creative Suite/Cloud系ソフトで扱う様々なファイルを一括管理するためのソフト(だt思う)。
なので、Windowsではできない.psdや.aiのサムネ表示プレビューはもちろんできるし、ファイル内で使用されているフォントの一覧なんかも表示できたりする。
加えて、CameraRAWとの連携が高レベルでなされており、RAWデータのサムネ表示・プレビューはもちろん、サムネダブルクリックからCameraRAWの画面を呼び出し、そこから編集・書き出し・XMPに設定を保存といったことができる。
XMPに書き出した設定は、Bridge内でのサムネやプレビューにも自動で反映され、Lightroomと比べてソフトの動作が非常に軽量なのもあってサクサクと現像作業を行うことができる。
僕がやり方を知らないだけかもしれないけど、Lrのようにプリセットを使ったり、現像設定をコピペすることはできない。
Lrが大量の写真を捌くことに特化しているのに対して、こちらは選別しつつ1枚1枚を加工していくといった感じ。
UIのカスタマイズ性は高いが、恐らくCS5ぐらいからデザインスキームが更新されていないためいろいろとクソダサい(けど使い易い)。
現状
現在、“原則”として、Lrにインポートし、管理・現像を行うのが僕のフローとなっている。つまり、写真の諸設定は全部Lrのカタログ上に存在している。
しかし、例えばモータースポーツの撮影みたいにウン千枚と撮って帰ってきて結局採用されるのは十数枚みたいな撮影の時、Lrで作業しようと思うとインポート→プレビュー生成に数時間を掛けることとなり、非常にだるい。
プレビュー作らなきゃいいじゃないかという声が聞こえてきそうだが、等倍プレビューを生成していないLrではピント・ブレのチェックで拡大する度に等倍プレビュー生成が入り、非常にテンポが悪いのである。
そしてLrのプレビュー生成は品質重視なのか基本的に遅い。
ということもあって、撮ってきた写真をLrにインポートせずにとりあえずHDDの仮フォルダにコピーだけした、みたいな状態の写真が数千枚溜まっているのが現状である。
そのよろしくない状態にBrを知ってしまった僕はどうなったか。
「仮フォルダを直接Brで参照してしまった」のである。
その結果、「撮ってきたものを仮フォルダにコピー→Brで適当にチェックして気に入ったのをCameraRAWで弄って→書き出し」という、本来LrでやっていたことをBrでやるようになってしまった。
先述の通り、1枚選んで弄って書き出すだけならBrのほうがサクッとできるわけで、いよいよLrの存在価値が危うくなってきたのでは、という危機感のもとにこの記事を書きはじめたわけである。
どうする
その時々都合の良い方を使うのが妥協案としてあるが、方やカタログ管理、方やXMP(サイドカー)管理ということで、この辺の相性が(同じAdobeのソフトのくせに)とても悪い。この点は一応LrでXMPを自動で書き出す設定にする+古い写真も全て設定をXMPに書き出すことである程度は解消する。
いっそBrに完全移行してしまえばいいような気もしてくる(Lrからカタログ上の設定をすべてXMPに書き出すオプションがあるので、それを使えば設定を失わずに移行自体はできる)が、Lrでときたまテザー撮影とかやるし、500枚撮って400枚採用みたいな撮影の時はLrのほうが楽だったりするので、そういうわけにもいかない。
いやまあ、大人しく写真貯めないようにしてLr使っとくのがいいんだろうけど、めんどくさいからね。
Lr重いし。
そもそもHDDの中にボツ写真が大量に眠ってるところから解消しないと行けない気がしてきたし、デジカメ5年目にして最大の悩みにぶち当たってる気がする。
もうC1Pに逃げるか???
では。