去年だか一昨年だか忘れたけど、中京圏初のヨドバシカメラ(以下ナゴヨド)が名駅にできると発表された時はかなり喜んだ覚えがある。結局栄になったけど。
地元のしょっぱいヤマダ電機ぐらいしか知らなかった僕にとっては名駅のビックカメラを初めて訪れた時すら衝撃だった。
しかし、上には上があるもの。ウメヨドやアキヨドを何度も訪れるようになるうちに格の違いというものを痛感するとともに、「この規模のが名古屋にあったらなぁ」という願望が。
いつまでも名古屋の近くに住んでるわけじゃないけど地元の近くにそういうのが有るのと無いのは大分違うわけで。
当初のゲートタワー案の時から「中規模店舗」ということで、アキヨドやウメヨドと同規模じゃないことは分かりきってたし、正直言うとそんなに期待してなかった。
場所が栄に変わるということでどこに出来ると思えばまさかの松坂屋の中。「販売品目減らしたりしており合い付けるんだろうか」とか適当に妄想してたけど、いざ開店するとそうでもないらしい。
行った人の感想は何人かから聞いてたけど、栄まで出る用事がなかなか無くて初訪問はオープンから1か月強経った今日となった。
そして肝心の売り場のクオリティ。
「『中規模』ってなんだよ」
やっぱり気になってたのはカメラコーナーだったけど、名古屋でここまで充実した店が嘗てあっただろうか。
名駅にはビックカメラ、栄にはトップカメラが従来からあるけど(名駅のヤマダに関しては論外なので割愛)、正直この2つがお話にならない程度にナゴヨドは強かった。まず何がすごいって客がフリーに触れる(=ショーケースに入っていない)展示レンズの充実さ。
名駅ビックのカメラコーナーを思いだしてみる。
客が自由に触れる状態のものはニコンのコーナーにボディとともにキットレンズとその他が数種類。レンズのコーナーに売れ筋ランキングという名目でサードパーティー含めて5種類ぐらい。あわせて10種類程度しか無いような気がする。店員を呼ばずに触れるのはこの程度である。
一方ナゴヨドはどうか。
驚くなかれ、ニッコールだけでも名駅ビックの倍近くは展示機が出ている。最近発売の24-70VRはもちろん旧24-70Gもその隣にあるし、名駅ビックではショーケースの中にある70-200VRIIや80-400も手の触れられる位置に陳列されている。そしてアキヨド名物の超望遠コーナー、とまではいかないものの、三脚コーナーの隣には328VRIIの乗った三脚があり、その横にはEF540もいらっしゃった。
そして圧巻の一言なのが、シグマタムロンetc.のサードパーティーレンズコーナー。
名駅ビックで店員を介さずに触れるサードパーティーレンズなど先述の通り微々たるものだが、ナゴヨドの場合なんと現行品ほぼすべて(流石にシグマの超望遠単たちはいなかった)が展示機として陳列されている。残念ながら全モデル全マウントとはいかないが(この点アキヨドはほとんどのレンズがFとEFあるよね)、素晴らしいといえるだろう。
店員に頼んでショーケースから出してもらうというだけでもクソ面倒なのに、出してもらったのを触ってる間は店員にガン見されてるというあのつらさ。とてもチェックなんて出来たもんじゃない。そして名駅ビックの場合そもそも展示の無い(ショーケースにすらない)レンズも多い。この点だけでも名駅から名市交に200円払ってやってくる価値はあるように思える。
そしてレンズの展示方法も名駅ビックとは違った。
客がフリーに触れるものである以上セキュリティタグを付けなければいけないのは十分に理解が出来る。しかし、名駅ビックの場合はピントリングの真上にビニールがグルグル巻きにされていたり、ときたまスイッチの上にあって全く操作が出来なかったり、何のために展示してあるのか分かったもんじゃない。
これに関してはアキヨドも結構似通ってた気がするんだけど、ナゴヨドは新採用なのか非常にスマートなタグが鏡筒の邪魔にならない位置に貼ってあるだけ。ビニールとか無いし、スイッチの邪魔をしてることもない。写真撮ってくるの忘れたので伝わりにくくて恐縮だがそにかくすごくスマート。また各タグから伸びているケーブルも十分長さがあるので、ちょっと動かしたぐらいじゃピーピー言わないのも好感が持てた。
展示品の状態も非常に良く、基本的にほぼ新品のものを触ることが出来る。この辺りはオープンしてまだ日が浅いからだけど気持ちが良いことには変わりがない。(といいつつニコンコーナーの24-70Gのフィルター枠がガッツリ欠けてたりしたけど。店員曰く「たぶん誰かが触ったときに床に落ちた」とのこと)
カメラコーナーを十分冷やかした後は白物コーナー以外を順に回ってたけど、概ね名駅ビックより品揃えが劣ると感じたものはなかった。確かに売り場が窮屈なのは否めないけど、正直言ってだだっ広いだけで何も売ってない店に比べたら全然いいわけで、LABI名古屋の担当者にあの売り場を見せてあげたい。
カメラコーナーの店員氏と話し込んだときに色々と裏話を聞けたけど、店舗の物理的サイズはともかくヨドバシカメラの名古屋店への気合の入れようはかなりものらしい。実際売り場はそれを十分に感じられる出来だし、これが名駅に出来てたらビックはいったい…なんて心配になるぐらいである。
もっともビックも黙ってはいないようで、ヨドバシの入居が無くなったゲートタワーに名駅2号店(?)を出店するらしい。しかし、今の名駅店のコピーを増やすだけなら恐らくヨドバシへの対抗とはなり得ないんじゃないだろうか。別にビックをdisってるわけではなく(ビックViewSuica作ったばっかだしな)、それぐらいナゴヨドの完成度は高かったということ。
いずれにせよ楽しみだけど、私はさっさと東京に引っ越したいのでまぁ関係の無い話だな!
内田真礼1stアルバムのリリイベ「Maaya Party 4」に行くためである。
生で観るのは1stシングルのリリイベ以来だったけど、真礼さんかわいい。ほんとかわいい。最高。
そしてオタクイベントというのはどうしてこうも楽しいのか。
1stライブ行かなきゃ…(使命感)
ではっ
地元のしょっぱいヤマダ電機ぐらいしか知らなかった僕にとっては名駅のビックカメラを初めて訪れた時すら衝撃だった。
しかし、上には上があるもの。ウメヨドやアキヨドを何度も訪れるようになるうちに格の違いというものを痛感するとともに、「この規模のが名古屋にあったらなぁ」という願望が。
いつまでも名古屋の近くに住んでるわけじゃないけど地元の近くにそういうのが有るのと無いのは大分違うわけで。
当初のゲートタワー案の時から「中規模店舗」ということで、アキヨドやウメヨドと同規模じゃないことは分かりきってたし、正直言うとそんなに期待してなかった。
場所が栄に変わるということでどこに出来ると思えばまさかの松坂屋の中。「販売品目減らしたりしており合い付けるんだろうか」とか適当に妄想してたけど、いざ開店するとそうでもないらしい。
行った人の感想は何人かから聞いてたけど、栄まで出る用事がなかなか無くて初訪問はオープンから1か月強経った今日となった。
ほんへ
売り場に到着した僕は良い意味で期待を裏切られた。眼前に広がるのは決して広くないスペースに所狭しと並ぶ陳列棚。売り場の雰囲気は完全にヨドバシのそれで、元が松坂屋で婦人服なんぞ売ってたところとは想像もつかない。そして肝心の売り場のクオリティ。
「『中規模』ってなんだよ」
やっぱり気になってたのはカメラコーナーだったけど、名古屋でここまで充実した店が嘗てあっただろうか。
名駅にはビックカメラ、栄にはトップカメラが従来からあるけど(名駅のヤマダに関しては論外なので割愛)、正直この2つがお話にならない程度にナゴヨドは強かった。まず何がすごいって客がフリーに触れる(=ショーケースに入っていない)展示レンズの充実さ。
名駅ビックのカメラコーナーを思いだしてみる。
客が自由に触れる状態のものはニコンのコーナーにボディとともにキットレンズとその他が数種類。レンズのコーナーに売れ筋ランキングという名目でサードパーティー含めて5種類ぐらい。あわせて10種類程度しか無いような気がする。店員を呼ばずに触れるのはこの程度である。
一方ナゴヨドはどうか。
驚くなかれ、ニッコールだけでも名駅ビックの倍近くは展示機が出ている。最近発売の24-70VRはもちろん旧24-70Gもその隣にあるし、名駅ビックではショーケースの中にある70-200VRIIや80-400も手の触れられる位置に陳列されている。そしてアキヨド名物の超望遠コーナー、とまではいかないものの、三脚コーナーの隣には328VRIIの乗った三脚があり、その横にはEF540もいらっしゃった。
そして圧巻の一言なのが、シグマタムロンetc.のサードパーティーレンズコーナー。
名駅ビックで店員を介さずに触れるサードパーティーレンズなど先述の通り微々たるものだが、ナゴヨドの場合なんと現行品ほぼすべて(流石にシグマの超望遠単たちはいなかった)が展示機として陳列されている。残念ながら全モデル全マウントとはいかないが(この点アキヨドはほとんどのレンズがFとEFあるよね)、素晴らしいといえるだろう。
店員に頼んでショーケースから出してもらうというだけでもクソ面倒なのに、出してもらったのを触ってる間は店員にガン見されてるというあのつらさ。とてもチェックなんて出来たもんじゃない。そして名駅ビックの場合そもそも展示の無い(ショーケースにすらない)レンズも多い。この点だけでも名駅から名市交に200円払ってやってくる価値はあるように思える。
そしてレンズの展示方法も名駅ビックとは違った。
客がフリーに触れるものである以上セキュリティタグを付けなければいけないのは十分に理解が出来る。しかし、名駅ビックの場合はピントリングの真上にビニールがグルグル巻きにされていたり、ときたまスイッチの上にあって全く操作が出来なかったり、何のために展示してあるのか分かったもんじゃない。
これに関してはアキヨドも結構似通ってた気がするんだけど、ナゴヨドは新採用なのか非常にスマートなタグが鏡筒の邪魔にならない位置に貼ってあるだけ。ビニールとか無いし、スイッチの邪魔をしてることもない。写真撮ってくるの忘れたので伝わりにくくて恐縮だがそにかくすごくスマート。また各タグから伸びているケーブルも十分長さがあるので、ちょっと動かしたぐらいじゃピーピー言わないのも好感が持てた。
展示品の状態も非常に良く、基本的にほぼ新品のものを触ることが出来る。この辺りはオープンしてまだ日が浅いからだけど気持ちが良いことには変わりがない。(といいつつニコンコーナーの24-70Gのフィルター枠がガッツリ欠けてたりしたけど。店員曰く「たぶん誰かが触ったときに床に落ちた」とのこと)
カメラコーナーを十分冷やかした後は白物コーナー以外を順に回ってたけど、概ね名駅ビックより品揃えが劣ると感じたものはなかった。確かに売り場が窮屈なのは否めないけど、正直言ってだだっ広いだけで何も売ってない店に比べたら全然いいわけで、LABI名古屋の担当者にあの売り場を見せてあげたい。
カメラコーナーの店員氏と話し込んだときに色々と裏話を聞けたけど、店舗の物理的サイズはともかくヨドバシカメラの名古屋店への気合の入れようはかなりものらしい。実際売り場はそれを十分に感じられる出来だし、これが名駅に出来てたらビックはいったい…なんて心配になるぐらいである。
もっともビックも黙ってはいないようで、ヨドバシの入居が無くなったゲートタワーに名駅2号店(?)を出店するらしい。しかし、今の名駅店のコピーを増やすだけなら恐らくヨドバシへの対抗とはなり得ないんじゃないだろうか。別にビックをdisってるわけではなく(ビックViewSuica作ったばっかだしな)、それぐらいナゴヨドの完成度は高かったということ。
いずれにせよ楽しみだけど、私はさっさと東京に引っ越したいのでまぁ関係の無い話だな!
おまけ
今日栄に赴いた一番の理由というのは先述の通りナゴヨドの訪問ではない。内田真礼1stアルバムのリリイベ「Maaya Party 4」に行くためである。
生で観るのは1stシングルのリリイベ以来だったけど、真礼さんかわいい。ほんとかわいい。最高。
そしてオタクイベントというのはどうしてこうも楽しいのか。
1stライブ行かなきゃ…(使命感)
ではっ