スキップしてメイン コンテンツに移動

Peak Design LEASH

一部のカメラオタクから絶大な人気を誇る、カメラアクセサリーメーカーのPeak Design(以下PD)。PDといえば、速写ストラップのSLIDEや、最近ではEveryday Backpackなどのカメラバッグが人気。

僕はニコンの純正ストラップが嫌いなわけじゃないし、D700に限っていえばストラップにあるFXマークは唯一無二のもので最高にカッコいいと思う。けど何となくストラップを変えたいという欲望を結構な間持っていた。
というのも、150-600Sはレンズが重いのでレンズ側にストラップを付ける。そうすると150-600S運用時にストラップを2本ブラブラさせることになる。これが嫌だった。

基本的に重い機材が多いので、OP/TECHを検討したり、PDのSLIDEを検討したり色々したんだけど、第一前提として“手首に巻けないストラップは論外”というのがあった。この点で考えると、OP/TECHは微妙そうだし、SLIDEに至っては多分不可能(生地がクソ堅い部分がある)。となると、普通のストラップをPDのアンカーリンクス経由で付けるだとかそういう選択肢もあるんだけど、それはなんか違う。個人的にはPDブランド・デザインでアンカーリンクス対応の“普通の”ストラップが欲しかった。今も欲しい。

そして紆余曲折あって最終的にPD LEASHを検討しはじめることに。
SLIDEが個人的に嫌な理由に、手首に巻けないという点以外に太すぎるっていうのがあった。確かに重い機材を掛けることはあるけど、あまり太いストラップはダサいので好きじゃない。かといって、SLIDE LITEは堅くて手に巻けないという点がSLIDEと変わらない。ウーーーーーーーンってなってたときに目に止まったのがLEASHだった。

太さ的にどう考えてもミラーレスみたいな軽いカメラ用のはずなんだけど、公式HPのモデル写真見たらなんか14-24付いたD90(?)が吊られてる。


Amazonなんかのレビューを見ても一応DSLRで使ってる人もいるらしい。これはワンチャンあるのでは?!ということで購入。ヨドバシで5kぐらい。

現物を触らずに買ったので、届いて開封してまずはベルトの柔らかさに驚いた。ゴムの裏打ちがない分、下手な純正ストラップの類いより全然柔らかくてしなやか。細さは写真の通り、すごくスリム。

D700+70-200なんか付けて掛けると結構肩に食い込む感じがあるけど、多分許容範囲。
ダメ元でD700+150-600Sを吊ってみたけど、流石にこれは肩が剪断されそうな感じがある。というわけで、150-600Sには今までのストラップを付けて、ボディのLEASHを取り外して使う感じになりそう。これでストラップ2本ジャラジャラ問題は一応解決。

実際使ってみると、細さからくる不安感よりも、しなやかさから来る手首への巻きやすさ、速写ストラップほどじゃないけどスピーディーに長さ調節が出来る便利さに優位があると思う。
簡易の調整機構(要はただのアジャスターだけど)は襷掛けメインで頻繁に伸縮する、って人には向いてないけど、基本肩掛けor手持ちで、たまに襷掛けみたいなときにはこれでも十分使い易い。
先にも書いたけどゴムの裏打ち(=滑り止め)がないので、気を抜くとツルッと滑り落ちるのでそこだけは気をつける必要がありそう。撫で肩マンはやめといた方が良いかも。

というわけで久々になんか写欲につながるようなグッズを買った気がしたので記事を書いた。目下の問題としては2台持ちのときどうするかってのがあるけどそれは追々考えよう。

では。

このブログの人気の投稿

Spotifyとローカル音源とラウドネスの話

おことわり 私は音響諸々についてド素人です。 したがって、用語の使い方や諸々への理解はガバガバです。 あしからず。 Spotifyとローカル楽曲 Spotify Premiumを使い始めてから、今までシコシコ集めてきたCD音源というのをほとんど聴かなくなってしまった。 というのも、聴きたい曲は“粗方”揃ってるし、強力なサジェスチョン機能や有志制作のプレイリストなどがあまりにも快適だからである。 当初は僕の“プライマリー”である水樹奈々が入っていないなど色々としんどさがあったが、今や水樹奈々も全曲入り、いよいよSpotifyで困らないというのが現状である。 ……とはいえ聴きたい曲が全部Spotifyにあるわけではないので、聴くのを諦めるか聴くために何か手段を講じる必要がある。 ※つい先日までは大人しく諦めてたのだが、ここ最近はちょっとそういうわけにも行かなくなった。冴えカノFineのせいでサブスク入りしてない冴えカノ関連楽曲(春奈るな・沢井美空・妄キャリの各曲は入ってるけどキャラ名義のものが皆無)を聴きたくなってしまった   手段はいくつかあるが、まず1つがSpotifyと従来のプレイヤー(PCならFB2K、携帯ならPOWERAMP)を併用するというもの。 これは確実ではあるが、とてもスマートじゃない。 僕は基本的に音楽聴くときBGM的な流し方が多いので、プレイヤーが別れてると横断的に再生されないし(当然)、プレイヤーをこまめに入れ替えるなんてこともしないので、結局片方しか聞かなくなるのである(その結果Spotifyしか聞かなくなった)。 そして2つ目がSpotifyにローカル音源を放り込むというもの。 Spotifyにローカル音源をインポートする機能があることは知っていたが、使い始めにちょっと試してみて色々と不便だったのもあり、ずっと無いものとして過ごしてきた。 しかし、1つ目の手段(プレイヤー併用)を使いたくない以上、こちらの手段でなんとかするしかないのである。 Spotifyのローカル音源インポートの問題点は、インポートした音源を全デバイスに配信(?)することができないことである(Apple MusicとかGooglePlay Musicはできるらしい)。 つまり、PCと携帯それぞれに音源を放り込んで、それぞれ...

[2025.9.9追記] AMD Ryzen 9 5900XT を衝動買いしたらハマった (アイドル灼熱問題)

CPUを衝動買いしてしまった。思えば5600G→5700Xも衝動買いみたいな感じだったけど、今回もまた衝動買い。首都高バトルのせいでPCスペック上昇欲が高まっていたがグラボはRTX5070(Ti)やRX9070(XT)の発売を控えバッドタイミング。というわけで安さに飛びついて買ったものの、最新と比べるといろいろ(主にベンチマークが)見劣りする5700Xが更新の検討対象に。とはいっても、AM5に行くには先立つものが心もとない……そんな中目に飛び込んできたのが5900XTだった。 Ryzen 5x00のXT型番に対して「単なるリネームだろ」という認識しかしていなかったが、よく調べてみるとクロックアップしてたりと、多少なりとも手が入っている様子。そして5900X→5900XTに限って言えば、12C24Tから16T32Tへ物理的なアップグレードが施されている。それでいて、価格も発売当初比でかなり落ち着いてきて最安5万円強。安くね? 偶然にも身内のPCオタクが5900XTで1台組んでいる最中だったというのもあり、気が付いたらポチっていた(5700Xが1.5万ぐらいで売れる読み)。 無事到着し、ウキウキで換装。1年半ほどしか使っていないのもあってスッポンすることもなく無事に完了。火入れを行う。BitLockerのアレやPINの再設定などがあるが問題なく起動。とりあえずCinebench2024を回す。速い。満足。何よりベンチ中も70℃程度と全然発熱しない。神のCPUだ~~~となっていたが、ふと気づく。 Utilizationに注目 アイドリングなのに60℃以上ある、というか70℃。よく見るとコア電圧も1.4V台後半と見るからにおかしい。最初は冷却不良を疑ってグリスを塗りなおしたりしてみたが何も変わらず。チップセットドライバとUEFIを更新したがこれも変わらず。不思議なのが、この状態でベンチを回す(=高負荷を掛ける)と電圧は一気に1V台に落ちこみ、発熱も70℃程度までしか上がらないということ。 とりあえず電圧を削るかとAMDのPBOでAll Core -30にしてみる(バカ)。ベンチ中の電圧は下がりちょっとベンチは伸びた。が、アイドリング中の異常発熱は変わらず。その日は諦めてそのまま寝たが、一晩中アイドルで放置しててもHWMonitor 読みで最低55℃とかそんな感じ。冬場でこれ...

DisplayPort 電源OFF問題の最終的解決

                                                           ソースをDP以外に切り替えてからモニターがスリープに入るのを待つ。 (Dell P3222QEの場合) バカみたいだけどこれが一番お手軽で確実だった。 世間で言われる対策には、 ・アンプラグを通知しないアダプターを買う ・対応モニター(EIZOとか)を買う ・いい感じにするツールを入れる があるが、 1と2は金掛かるので無理、3はPCが壊れそうなので却下。 開き直ってPCごとスリープにするなどもやったが、やっぱり夜間の自動バックアップとかが動かないのが困る。 というわけで上記の方法に辿り着いた。 現状、DP HDMI USB-Cと3系統あるうち、DPにしか繋いでいないので夜寝るときはソースをUSB-Cに切り替えてそのまま放置(5分後にスリープに入る)。 切り替えた後に電源を切ってしまうと問題は発生してしまうので、"スリープに入れる"がキモらしい。 なんて面倒くさい。 ところでDell P3222QE、初めての4K、初めての32インチだがとても快適。 テレワークとか無い会社なので今んところネットサーフィンとアニメ鑑賞ぐらいにしか使ってないが、スケーリング100%でそのまま使える絶妙なDPI、画面1枚でマルチタスクができる感動、アニメ見るときの画面のデカさ、等々。 これが6万弱で買えるんだからいい時代である。 一応sRGB99%カバー?だったかな。 めんどくさいので写真の現像もこれでやってしまっている。 5年間メインモニターとして働いてくれたUP2516Dは横に移動してTweetDeck専用モニターと化した。 ちょっと勿体ないかも。 いい加減PC本体の更新を考えねばならない(6700KやGTX970を令和に使うのは失礼とされている)。 また自作するのか、Macに逃げるか……。 Windows11を使ってみたい気持ちはあるし、流石にMacに完全移行は厳しいのでどうしたものやら。 では。