不本意ながら、ここ4年の間毎年携帯を買っている。2022年に当時使っていたGalaxy S9 (SCV38)に色々と限界を感じたのもあり、MNPでまあまあ安くなっていたPixel6を購入。1年経たない間にPixel7が発売され、買う気はなかったのにアホみたいな下取りキャンペーンにつられて買い換え。そして去年Pixel8が発売され、7の時にもらったGooglePlayストアクレジットが期限切れそう&例によってアホみたいな下取りキャンペーンが開催されたので購入。相変わらず使い道に困るストアクレジットが付与されてしまったものの、端末自体は結構な熟成を感じていたため長く使うつもりだった。
が、壊れた。ある日突然画面が緑色に。殴ると直る。最大輝度にするとちょっとマシになる……。まあOLEDが物理的に死んでるんだろう。それなりに有名な問題のようで、Googleとしても認識していて延長保証が発表された。延長保証が発表されなかったとしても自分のPixel8は通常保証の期限内なので、普通に修理に出せば無償で直ってくるはず。というわけで修理を申し込んだはいいが、保証修理の場合はセンドバック修理のみ。もちろん代替機はなく、一旦端末をリセットしてからGoogleに送る必要がある。Felica搭載のサブ端末はあるので最低限の設定だけ移せばおそらく日常生活に問題はないだろうが、スマホのセットアップを短期間に2回もやるのはいただけない。ケータイオタクではないので。何よりGoogle製端末への信頼がもうない。ただでさえソフトウェアがお粗末(突然eSIMが無効になる、Felicaの反応が最悪になる、Google系アプリがクラッシュする)なのにハードまで壊れるようじゃもう使いたくない。
幸い壊れてさえいなければPixel8はまだ高く売れるようなので、だったら新しい携帯買っちまうか!ということに。今までXperia、LG、Galaxy、Google Pixel、Xiaomi、Motorola……とケータイオタクではないなりにいろんなAndroidを使ってきたなかで、一番しっくりきてたのはLG端末なんだけど、撤退して久しい。次点はGalaxyだけど、長らくの間ハイエンド機はSIMフリー販売していないこともあって中々手を出せなかった(Pixelに慣れるともうキャリアの息が掛かったのを買いたくない)。そんな中Galaxy S24は初めてSIMフリー販売されるということで、発売直後から気にはなっていた。もっとも当時はPixel8が普通に使えていたので積極的に買う理由もなかったんだけど……。
公式のストアでS24を注文したのが6/11のこと。注文履歴画面には「6/14までにお届け予定」と表示されており、週末にセットアップをするつもりで発送を待つ。しかし、待てども待てども発送されない。ステータスは「配送要請中」のまま。6/14まで待ったが発送されない。業を煮やして6/14の夜にストアへメールで問い合わせ。翌日の朝一に返信が来ており感心したものの、その内容は「原因はこちらでは分からない、配送部門は土日(6/15-16)休みなので最短で月曜(6/17)発送になる」というもの。月曜の朝一にもステータスに変化はなく、たまたま仕事も休みだったのでこんどは電凸。メールと同様に内容のない返答をされるばかりだったので、「遅れるのは構わんから何が起きたのかを、できれば今日中に正確な納期と併せて報告してくれ」と伝えて電話を切る。まあ大して期待はしていなかったが、案の定月曜中に電話が鳴ることはなかった。そして6/18に何事もなかったかのように発送され、6/19に届いた。今までの間、特に配送遅延についてのアナウンスはなし。
Amazonに慣れきった身には注文から1週間以上掛かるというのがしんどい、というのはさておき、あちらから提示してきた納期をサイレントで反故にされたことがシンプルに不快だった。レスポンスはいいが使い物にならないサポートも減点対象。客先に提示した納期をシカトしていい仕事ってあるんだなあという学びを得ることができた。こんなんだったら原宿に受け取りに行けば良かった。
肝心のS24本体だが、とりあえずバッテリーが持たなそうというのが最初の感想。Pixelも大概だったけど、どうやらSD8Gen3は燃費が悪いらしい。そしてPovoのeSIM再発行を始めて使ったが、さっさとAndroidでクイック転送できるようにしてくれ以外の感想がなくなった。本人確認必要なのは分かるけど申し込んでから半日かかるって……。何はともあれ、S9ぶりのGalaxy、「あー確かにこんなんだったな」と懐かしみながら使っています。日本語UIに半角カタカナを使いがちなところとかは昔から直ってなくて苦笑。耐えられないので英語にしました。こんどこそ長く使いたい。3年ぐらいは……。