オタクが突然ブログをモリモリと書き始めたので触発されて筆を執っている。 前回の記事から約半年、色々あったがまるっと振り返るのはしんどいので2024年入ってからを振り返る。 1月 APO-LANTHAR 35mm F2 Zを買った VM用しかなかった頃からずっと欲しかったアポランター。 Z用が出てから久しかったが、正月の謎テンションにより衝動買い。 50mmと35mmは死ぬほどに悩んだが、今まで35mmのレンズをちゃんと所有したことがなかったのと、なぜか中古は35mmの方が安いので35mmにした。 普段使っている24-70VRやFTZ経由のDistagon2/28と比べれば圧倒的にコンパクトではあるが、一般的なMマウントレンズたちと比べるとかなり大型なため、取り回しはそこまで良くない。が、その代わりに圧倒的な性能を備えているのでそこまで気にはならない。 35mmという画角も、28mmと50mmの間と言ってしまえばそれまでだが、スナップ、風景、食事のテーブルフォトとなんでもござれ。 旅行には完璧。写りも、開放からの圧倒的なシャープネスにコシナらしい濃厚なカラー、文句の着けようがないボケと3拍子揃った素晴らしいもの。 APOの名は伊達じゃないなと改めて思った。 「俺は開放からしっかり写るレンズが好きなんだな」というのを再確認させてくれた。 次はCP+に参考出品されていたAPO-LANTHAR50/3.5VMが気になり。 寒ブリア宮殿でぶりぶりざえもんになった Z 8 + APO-LANTHAR 35mm F2 Z Z 8 + APO-LANTHAR 35mm F2 Z 正月の大地震の直後だったためかなり逡巡はしたが、氷見市観光協会のTwitterがウェルカムな雰囲気を出してくれていたので意を決してブリ目当てで初富山。 氷見港の魚市場食堂でブリ食って、駒田蒸留所へようこその聖地巡礼をして(試飲で泥酔)、イタイイタイ病資料館に行き、8番ラーメンを食うなどかなり濃密な1日だった。 海沿いは液状化の痕跡があったり建物に赤い札が貼ってあったりと大災害の直後であることを実感する一方、駅前や市街地は完全に平常を取り戻しており安心した。 なんか一説によるとTwitterの一部界隈で魚市場食堂が大バズした発端になってしまったらしい。 俺たちが行ったときは昼時に行って10組待ちとかだったのに
Z 8を買ってから数ヶ月が経った。スナップ、風景、動体、暗所、…と一頻り使ったと思う。ショット数は1万超えたぐらい(メカシャッターがないので最早この指標もなんなのか分からない)。久々にカメラを買ったけど良いところ悪いところが分かってきたのでまとめておこうと思う。貼るのがめんどくさいので作例とかはない。気が向いたらFlickrにまとめて上げるかも。 外観、ボディ筐体 概ね良いと思う。 元々個人的にZボディのデザインについてそこまで悪い印象はないが、Z 8(9)では忘れられてたメカメカしさとか無骨さが若干戻ってきたと感じる。Zマウントが非常にデカいので、ボディが小さいとアンバランスさが拭えない(昔のNEXみたいな)ところが、それなりにデカくなったことによってようやくバランスした印象。丸窓ファインダーや10ピンターミナル等のアイコニックなニコンDSLR要素が復活してるのも嬉しい。特にメガネのオタクとしては丸窓は非常に使いやすいので助かる。 メモリカードスロットがレバー式じゃないパカパカタイプなのが個人的な残念ポイントだが、実はZ 9のレバー式のそれが不評みたいな話も聞いたので一概には言えないらしい。もう1つの残念ポイントといえば、中途半端なサイズの肩液晶。背面ダイヤルがトップカバー内に引っ込んだのにどうしてこのサイズなんだろう。肩液晶なんてデカければデカい方が良いと思ってるので各社S1Hを目標にしてほしい。もっともZ 7(6)比ではかなり情報量は増えているので実用上の不満は無いのだが。 ボタン類の配置もようやくDSLR準拠(70%ぐらい?)になった。カスタマイズ性含めてそこまで不満はないが、挙げるとすればマウント左側のFn1/Fn2ボタンはZ 7(6)の方が押しやすい。Z 7(6)のそれは少々独特な形をしており、グリップを握った指先を引っかけてグリップ側に倒すような押し方ができて気に入っていた。Z 8(9)は普通のボタンになってしまい、そこまで押しにくいわけではないものの、前者の方が個人的には好き。あともう1つぐらいマウント横ににFnボタンあってもいいと思う。 それとAFモードボタン(マウント右下の奴)にカスタム機能を触れないのが結構不満。Z 7の時の癖でAF設定はFn2(マウント左下)で操作することに慣れてしまったため、今更DSLR使ってたときみたいに3本目の腕を生